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こんにちはこれから紹介する内容は以下のとおり。
(1)今回のキーマンは「青木匡光さん」(アソシエイツ・エイラン代表)
(2)私の大好きな映画「戦争と人間」です。


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(1)「この人に感動!」

今回のキーマンはこの人、青木匡光(あおき・まさみつ)さん。
実は私の師匠です。

今からは想像もできないでしょうけど、
私、ものすごく引っ込み思案なんですね。

就職したはいいけど、まず電話恐怖症。
掛けるのはもちろん、取るのも嫌だったんです。
だから、わざとワンテンポずらしてとったりしてね。
これはこれで高等技術でしたけど。

「こんな著者がいるよ」と先輩が教えてくれて一緒に会いに行ったわけ。
そこはやっぱり達人です。

「おいおい、これじゃ社会人失格だよ」
「引っ込み思案ってものすごく損なんだよ」
こう感じたのでしょう。
当時、主宰されてたヒューマン・ハーバー、
いってみれば、「青木人脈塾」に入れてくれたわけ。

といっても、「こんなことやるよ。来ない?」
青木さんに誘われるままにヒューマン・ハーバーを訪れる。
そこで私は話を聞くだけ。
とても話をするなんてできませんでした。
だって、何にも知らないんだもの。
この時です。書物で勉強したことなんてたいしたこと無いんだな。
そう感じたのは。

おかげで、多種多様のビジネスマンと出会えました。

彼は元々、三菱商事の商社マン。
けど、難聴のために配属されたのは経理部。
ホントは世界を股に掛けてバリバリ仕事したかったのにね。

で、40歳頃に独立してしまいます。
いったい何をやったかというと、これが「人間接着業」。

これ、いったい何?
人と人をくっつけて報酬をもらうわけ?

違うんです。
学生時代から、誠実が背広を来て歩いているような人です。
しかも好奇心豊富で行動家。
となれば、自然と人脈がわんさとできます。
多くの人が青木さんを介してたくさんの「人のご馳走」になります。
すると、「ご恩返し」という意味で
講演会、連載、コンサルタントなど、たくさんの仕事を用意してくれるわけ。

本人はまったく依頼も注文もしないのに、周囲が勝手に動く。
これは「人徳」でしょうな。

私も青木さんのおかげでたくさんの人脈ができました。
主宰して20年になる「キーマンネットワーク」という勉強会。
これは青木さんに憧れてスタートしたものです。
だから、師匠なわけ。

私もご恩返しをしなくちゃいけません。
今まで編集者としていろんな本を作らせて頂きました。
けど、こんなものはご恩返しにはならないのです。
いつも気になります。青木さんにもよくこぼします。

「いいよ、恩返しなんて。そういうものは後輩にするもんです。
先輩は自分の知恵や人脈を後輩に渡していく使命があるんです。
大きな顔して受け取りなさい」

だから、私もこのご恩のお裾分けをできるだけしていきたいのです。

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(2)「この映画に感動!」

「戦争と人間・三部作」(日活映画)です。
五味川純平原作、山本薩夫監督ですね。

撮影当時、旧ソ連の赤軍が全面協力した作品です。
第三部のノモンハン事件なんて、戦車だらけだもの。
ものすごい迫力です。

これは感動したなぁ。
小学5年生の時に正月テレビの深夜映画で観たのが最初。
翌日、いきなり書店に行きました。
「全巻取り寄せてください!」
なんと全17巻もありました。
発行元は三一書房でしたね。

主人公は五代財閥。
日産コンツェルンの鮎川義介がモデルだと言われてます。

戦争にずっぷりとのめり込んでいく日本。
中国、満州に覇権を広げる日本軍。
それに付随してのし上がっていく新興企業。
家族、肉親、兄弟、恋人などの絆を戦車が次々に踏みにじっていきます。

戦争とは何か?
極限状態に置かれた人間とは何か?
人間にできることって?
愛とは何か?
命とは何か?
正義とは何か?

主人公は清廉潔白で純粋な男、五代俊介。
これを子役で中村勘九郎さん、青年役で北大路欣也さんが演じました。
「アカ!」といわれる兄と二人暮らし、
友人で苦学生の標木耕平役に山本圭さん。
この恋人が俊介の妹・順子(吉永小百合さん)。
石原裕次郎さんで外務省の役人というチョイ役でした。

ライバル関係など吹っ飛んで、
日本映画界、演劇界総出の一大映画でしたね。

私が忘れられないのはこのシーン。
明日、出征という日、耕平はたった一人の肉親である兄と過ごします。

「俊介君のお兄ちゃんは兵役を免除されたんだ。
どうして、アンチャンだけ行くの?」
「金持ちはそんなそうだ。耕平、よく覚えておけ。
いったい、奴らがどんな物言いをし、どんなメシを食い、
どんな行動をするか。言ってることとやってることに裏表はないか。
わからないということは恥ずかしいことじゃない。
わからないということは、後悔しないための唯一の方法なんだ」

もうしびれましたよ、小学生でも。
翌日からすっかりニヒリズムに感化されちゃいました。
小学生のくせに「昭和ブルース」なんて歌ってましたものね。


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キーマンネットワーク 代表幹事 中島孝志
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